メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in NY 2012初夏その17 《おとなしく帰国編》

2012年12月31日 | NEWYORK

大好きなPRISCILLAを4回も観られた上に、俳優さんたちともふれあいの時間を持つことが出来て、ニューヨーク滞在をこの上なく満喫したメガヒヨ。

一方今回の旅行は今までにないほど準備に時間を掛けたものだったので、ここまでやり遂げた自分をほめてあげたい気持ちにもなった。
そんな訳で朝ごはんはちょっぴり贅沢してサラベスへ。


パティオの植物。
よーく見ると造花だったんで少々がっかり(笑)


オーダーはいつも迷っちゃうけど、結局バターミルクパンケーキになってしまう。
初めて食べたときの衝撃は忘れられないなぁ。
日本にも支店が出来たけど、味の再現度はどうなんだろう。


食後、腹ごなしにセントラル・パークを歩く。


アンパイアー砦。
ここはかなりのパワースポットとされているよ。


どれ、場内案内図でも見るかね。


ベセスダの噴水。


このアーチの中にはトイレがあるよ。
なんか贅沢な場所だなぁ。


鳥のレリーフ。
セントラル・パークはあちこちにメルヘンがちりばめられている。


くぐったら神隠しに遭いそうなトンネル。


ボートハウス・レストラン。
こういう場所は値段の割に…とよく聞くけれど、ここはどうなんだろう。


不思議の国のアリス像。
修学旅行らしきお子さんたちでにぎわっていたなぁ。


モールス信号を発明した、サミュエル・モールスの銅像。
周囲にはあじさいの花が満開。
セントラル・パークには様々な偉い人の銅像や記念碑がある。


セントラル・パークで馬車に乗るというのは、京都や鎌倉で人力車に乗る様な感覚なのだろうか。


入らなかったけど、動物園の入口にある仕掛け時計。
これってアニメ映画のマダガスカルに出てきたなぁ。


散歩を終えたのち、ホテルに戻りチェックアウト。
この後ランチの約束があるので、荷物を預かってもらう。
まずはLittle Sisterさんとタイムズスクエアで待ち合わせ。


ついつい名残惜しくて写真を何枚も撮ってしまう。


Nick姉さんとはLittle ItalyのUMBERTO'S CLAM HOUSEで待ち合わせ。
しかーし、このお店は知らない間に移転していたのだ。
引っ越した後には別のお店がオープンしていて、うっかりそのお店に入ってしまい、時間に遅れてしまったのであった。
スミマセン…

ところでこのお店はシェフが代わったのか、だいぶ料理内容に変更があった。
楽しみにしていたフライドクラムも2年前とはかなり違う印象。


Nick姉さんご注文のクリームパスタ。


LSさんご注文のミートボールパスタ。
Little Italyでこの料理というと、ディズニーのわんわん物語を思い出してしまう。
というかあれって犬がスパゲッティを食べるシーンしか覚えてないけど、どんな話だっけ?


旅行中お世話になったお二方にお礼を言って、メガヒヨは帰国の途に。
18:55発の飛行機だから、15:00くらいにマンハッタンを出ればいいかと思っていたけれど甘かった。
夕方にかけてタクシーはつかまりにくいし、道路も渋滞。
空港にたどり着くまで、ヒヤヒヤしてしまった。
さらにチェックインのところではお土産の入った紙バッグがないことに気づく。
うわわ~。どこに置いてきてしまったのだろう
貴重品が入ってないのが不幸中の幸いだけれど、会社の先輩に渡すおみやげがなくなってしまった。
そこで搭乗時間ギリギリながら、免税店でゴディバのチョコレートを買った。
ところがそれは、メガヒヨが今まで渡した海外みやげの中で先輩に一番喜ばれたものとなった。
結果オーライとはまさにこのことかも知れない(笑)


そして無事搭乗。
アメリカ路線はアルコール有料が多いけれど、このAAはビールとワインに限っては無料。
遠慮なくちょうだいする。


機内食、1回目(夕食)。


機内食、2回目(これもまた夕食)。
ふかふかのピザが食べられるのはいいね。

ところでこのAA135便。
羽田空港への到着時刻は22:15。
神奈川県に帰宅する身としてはかなり際どい時間である。

幸いながら当日は定刻通りの到着。
パスポートコントロールを早めに抜けるも、預けた荷物二つのうち一つがなかなか出てこない。
ドキドキしながら時計とにらめっこする。


しばらく待って荷物がやっと出てきた。
なるべく空いてそうな税関の列を選び、職員さんには終電の時間が迫っているので早くしてほしいと訴える。
苦笑されながらダンボール箱の中身を聞かれ、ジャムだと答えると開封せずにそのまま通してくれた。
日本の空港職員は世界一優しいと聞くけれど、まさにその通りだなぁ。

同じく、荷物宅配サービスの方も親切だった。
荷物が二つあって伝票が2枚必要なのに、急ぐといったら1枚でOKにしてくれた。
というか羽田の国際線は早朝・深夜便ばかりなので、終電を目指す客に慣れているのかも知れない。

無事終電一歩手前の電車に間に合い、メガヒヨはAM1:00に帰宅することが出来た。
時間との戦いは家でも続き、さっさと入浴してとっとと寝た。


翌朝。メガヒヨはいつも通り遅刻ぎりぎりの8:30にデスクに着席し、普段の会社員生活に戻った。

思えば2011年の11月20日。
パレス劇場でNickくんを初めて認識した日から、自分の生活が目まぐるしく変わった訳なんだけど。
ファンとして。スケジュール的に、経済的に、そして相手を脅かさない範囲で最大限の愛情表現を自分なりに行ってきた。

この1年間は昨今ない位に充実していて、様々なことを学べたし、何よりとてもいい友人知人が出来た。
ファン活動を通したプロセス、情熱から湧いてくる日々の生活へのモチベーション、そして新しいご縁は自分にとって得難い宝物だと思う。

今後NickくんやPRISCILLAのキャストの皆さんがどのような形で活躍をされていくか、非常に楽しみだし、もちろん応援をしていくつもりである。
2013年が彼らにとって幸多いものである様、メガヒヨは遠い地で祈るのであった。


ここまで読んで下さった方々、どうもありがとうございました!!
2013年が貴方にとっても素晴らしいものでありますように。
よいお年をお迎え下さい。

2012年12月31日
メガネヒヨコ拝


メガヒヨ in NY 2012初夏その16 《とうとうラストのPRISCILLA編》

2012年12月31日 | NEWYORK

Sarabeth'sで飲んだワインもさめた頃、メガヒヨは通算9回目にてラストの観劇となるPRISCILLA QUEEN OF THE DESERTを観にパレス劇場にいた。


前回の旅行では「これが最後」と思っていたけれど、幸せなことにオリジナル・キャストをまた観ることが出来た。
しかし今回が本当に最後の最後。


名残惜しく、スチール写真をカメラに収める。


次にN.Y.に来るころは、これらの光景は影も形も無くなっているんだものね。


2011年11月から何度もくぐったチケットコントロール。
今回はスーベニアショップにて、ピンクのボーを購入。
PRISCILLA観劇時の正装で、最後のショーに臨む。


本日はフルキャスト。代役なし。
前回の旅行のラスト観劇日のことを考えると、本当にありがたい。


座席はE列109番。
Nickくんファンなら上手側を取るべきなんだけど、自分が欲しかった席は一瞬の差で売れちゃったんだよね。
N.Y.は早朝の時間なのに!?と思いその席をチラ見したら、おいでだったのはご年輩の方だった。
なるほどね~、やっぱりどこの国でもお年を召した方には早起きが多いのね。
その方々はご夫婦でいらしていたのだけど、リピーターっぽい雰囲気だった。素敵!!


ああ、この緞帳を見るのも最後かな~。
ツアー版が来日したら、「YOU ARE HERE」も左斜め上を指しているんだろうな~。


PRISCILLAについてはまだまだ語りたいのだけど、これじゃあいつまでも帰国編にたどり着けなさそう。
今回はまだヒヨコ絵にしていないお気に入りシーンを書いてくね。

映画でも象徴となっている、Adam/Feliciaがバスの上でアリアを口パクで歌うシーン、♪Sempre Livera。
バスからせり出したハイヒールの上で、Nickくんがこれでもかと観客サービスをする。
ナンバーの間、前方の観客は口を開けて彼を仰ぎみている。
Nickくんにはこの光景、どう見えるんだろうね(笑)


♪I WILL SURVIVEの手前にNickくんが披露する、前方回転ジャンピングスプリッツ。
これは世界のFelicia役者全員が出来るものではないらしい。
彼の他にはイタリアのMircoくんくらいかな?
PRISCILLA USはオーストラリアのオリジナルからかなり変更点があるのだけれど、Nickくんはこの役のハードルを一気に上げてしまったかも…。
相変わらず罪な子だなぁ。

 
♪I WILL SURVIVEにてガンビー姿で旅行ガイドのJimmyに遭遇した彼ら。
Feliciaはちゃっかり手にキスを求め、Bernadette姐さんに阻止される。
ところでFeliciaのフルネームはFelicia Jolly Goodfellowとのこと。
もちろん源氏名で、本名はAdam Whitely。


♪MacArthur ParkでBernadetteのパートが終わり、Tick/Mitziにバトンタッチしたあたり。
小雨が降り、バスの中に駆け込むBobとBernadette。
Bobはさっとドアを開け、Bernadetteを先に中に入れる。
当たり前の仕草といったらそうなんだけど、そういうことをしてくれる人が身近にいない立場からしたら羨ましくてたまらない。


♪We Belongの後。
PRISCILLA号の後ろに退場していく三人を観ると毎回胸がしめつけられる。
だけど今回は清々しい心地よさを感じられた面も。
自分は最大限ファンとして、作品を愛したからね。
出来ることは全てやりきったので、爽快な心境になっていた。
マラソンのゴールや、登山の頂点にたどり着いたのと似たような感じで。


毎晩の出待ちは厚かましいかなぁと思いつつ、ちゃっかりステージドア前に。
Benji役のSebastian Thomasくんと。
めっちゃ可愛い!! 


Jeff Metzlerくんと。
これを書いている現在、彼は俳優を引退してしまっている。
ああ、勿体無い…。
でも勇気ある選択でもあるよね。
自分が彼みたいな美貌を持っていたとしたら、そんなクレバーな判断は出来ないかも…。

ツイッターではディズニー関連の仕事に就きたいと語っていた彼。
実はメガヒヨが勤務する会社では、ディズニーの仕事をすることもある。
その話をしたら、みごと乗って来た!!
「×××は知ってる? ○○○は?」とグリーンの瞳をキラキラさせて聞いてくる彼。
それは他事業部の話で自分はディズニーのデの字も関わっていないと、今更言いだせなくなってしまったのであった


Will Swenson氏はメガヒヨがJeffくんと話している間待っていてくれた。
大スターなのに、遠くの島国からやってきた英語が不自由なファンにも優しい。
どうか彼の新作映画が成功します様に。


Nick Adamsくんとお揃いでKyle Brownくんが出てきた。
いつもはスターのNickくんより先に歩かず、吉本芸人並みに上下関係を守る彼。
だけどこの日はKyleくんの方が先だった。
PLAYBILLにでっかくサインをもらうメガヒヨ。


ちょうどLittle SisterさんがNewsiesの観劇を終えて駆けつけて下さった。
メガヒヨの写真撮りを手伝うためだけに。
お疲れのところを何て親切なんだろう。ありがたや…。
そんな訳で早速Kyleくんと撮っていただく。


「私、明日日本に帰るの。アナタに会えなくなるなんて淋しい!!」
と、どさくさにまぎれて抱きつくメガヒヨ。
そんなファンでも温かく迎えてくれる優しいKyleくん。


KyleくんとNickくんと3shot写真が欲しいと思っていたのだけれど、間隔が微妙に空いてしまった。
まずはNickくんと2shotを撮っていただく。


ふたたびKyleくんのときと同じ手で抱きつくメガヒヨ。
Kyleくんとは違いしっかりカメラ目線で、こちらの企みなどお見通しのNickくんの表情(笑)
これもまたスターらしくていい感じ。


こんなに何度も写真を撮らせてもらっても、メガヒヨはしぶとかった。
今回の旅行の最後の目的は彼らと3shot写真を撮ることだというのに、このままじゃあ日本の土を踏めない!!
Kyleくんに、Nickくんと一緒に写真を撮りたいと訴えてみた。
ダメダメ英語なれど、Kyleくんは頑張って理解してくれた模様。
他のファンと懇談中のNickくんを呼んでくれた。

 
名写真家Little Sisterさんが撮って下さった3shot
ありがたや、ありがたや。
やっとこれでメガヒヨも日本に凱旋帰国出来る!!

今回の観劇旅行は、本当に今までにない位最高のものだった。
でもそれはもちろん自分だけでは到底手に入れられなかったもの。

快くバックステージツアーに連れて行って下さったNick姉さん、
写真をいっぱい撮って下さったLittle Sisterさん、
そして自分のプライベートの時間を削ってファンと接して下さっている俳優の皆さん。

4日間も有給休暇を取ったメガヒヨの仕事をカバーしてくれた会社の方々もそうだし、家族、友人、自分に関わる全ての人々なくしてこの幸せは無かったはず。
ショーの余韻に浸りながら、感謝するメガヒヨなのであった。 


イタリアのPRISCILLAが大盤振る舞いな件

2012年12月02日 | 国外・舶来エンタメ

初演上演の地、オーストラリア・シドニーを始め、ニュージーランド、ロンドン、ニューヨーク、サン・パウロなど各地で好評を博しているミュージカル『PRISCILLA QUEEN OF THE DESERT』。
そのうちのイタリア・プロダクション。
昨年のミラノ公演に続き、2012年11月から2013年5月にかけてミラノ、ローマ、トリエステにて上演中。

そんなイタリアプロダクションだけど、ショー内容の公開にかなり大らかな姿勢を示していることが分かった。

公式サイトのギャラリーには資料となりうる写真がてんこ盛り。
公式トレーラーもUS版より踏み込んだ内容となっている。

ちなみにB'way版はこんな感じ。

でもイタリア版の何が素晴らしいかって、主役三人にそれぞれ特集トレーラーを作成していることである。

まずは主役のTick/Mitziから。

ロンドンなどもそうだけど、Tick/Mitziは少々くたびれたオヤジ系の人が演じているね。
まぁ確かにその方が哀愁というか人情ドラマが際立つかも。
美形路線はB'wayのみなのかな?

そしてこのショーの要のBernadette。

Tony Sheldon先生には及ばずとも充分きれいだし、ちゃんと女性に見える。
ただ気になったんだけど、Tick/Mitziと比べて若くない?

そして気になるAdam/Felicia。

うわ…。このビデオの充実ぶりって何なの? Material GirlやHot Stuffのおいしい部分をちゃんとカバーしているってば。
Nickくんで同じようなトレーラーを作ってほしかったよ。

イタリア版Adam/Feliciaを演じるのはMirco Ramu'。1987年生まれの25歳。
サンパウロ版は18歳が演じているというし、若年齢化が進んでいるね。
このMircoくんはダンスに関してなかなかいい線をいっている。Material Girlの開脚もNickくんの横180°には及ばないものの、前後スプリッツを体のひねりでアレンジしてるし。

ただ歌に関しては断然USツアー版のBryan Westに軍配が上がる。
なかなかダンスと歌と両方揃ったAdam/Feliciaにお目にかかるのは難しいのかもね。

盛りだくさんのイタリア版映像だけど、最後にイタリアっぽいものをもう一つ!
ミラノコレクションを誇るイタリアらしく、ファッションショー風のイベントが開かれていた模様。

これについては…。同じものをB'wayキャストで是非観てみたかった!!
Kyleくんのグラン・ジュテなんて拝めた暁には、メガヒヨは幸せで悶えていたに違いない(笑)

 

それにしてもこのイタリア版。今後継続的に上演されるのなら、是非観に行きたいなぁ。
このプロダクションもかなりレベルが高そうだもの。
それにミラノやローマなら、昼間の観光も楽しめるしね!
もちろん美味しい食べ物も!!